正社員になる大きなメリットとは？
介護業界は慢性的な人手不足も関係し、派遣社員として高収入が得ることは可能です。また派遣社員は基本的に残業が無く夜勤も少ないので時間的な自由度が高くなっています。そのため高収入で時間的に自由度も高いなら派遣社員が良いという人が多い業界でもあります。
確かにこれだけを聞くと派遣社員として働いたほうが良いように思えるかもしれません。しかし、正社員として働くことにも大きなメリットが二つあります。
まず一つ目はボーナスなどの賞与を受け取れる点です。
確かに給与面において派遣社員は時給ベースで高収入ではありますがたいていの場合ボーナスなどの賞与は出ません。そのため月収でもし派遣社員のほうが高収入になっていたとしても、年収ベースで見た際には正社員として働いている人のほうが高収入になっていることはよくあります。さらに働く年数が多くなるほど昇給の差によって年収の開きも大きく生じてきます。
そして二つ目は福利厚生のことです。
一般的に介護施設に正社員として働くと社会保険に施設側が加入させるため、手取りとしては負担額が天引きされ額面よりも少なくなります。しかしいざとなったときに労災保険などがあるということは余裕を持って働ける要素にもなります。
一方派遣社員として働くと働く期間と働く時間によっては保険に加入できないのですが、意外とこの審査基準が会社によっては厳しく入れないケースも多くあります。そうした側面を視野に入れると、保険に入れることは大きなメリットであるといえるでしょう。